「焦げ付かないフライパン」「取手の取れるフライパン」と聞くと誰もがティファールを思うのはないでしょうか。
調理器具メーカーとして知られているティファールが成功を収めている理由は、アメリカ出身のアンドリュー・ブラバさんの経営手腕だといいます。
アンドリュー・ブラバさんは、一流大学を2つも通っていた凄腕社長。
アメリカでも活躍出来たであろうアンドリュー・ブラバさんが日本に来た理由についてもわかりましたよ。
今回はアンドリュー・ブラバさんの経歴について詳細をお伝えします。
目次
アンドリュー・ブバラの経歴まとめ!

名前:アンドリュー・ブラバ
生年月日:非公開
出身地:アメリカ合衆国
1995年 イェール大学卒業
1995年 ソニー入社(日本)
1999年 ソニー退社しバージニア大学へ入学
2001年 再びソニーへ入社(アメリカ)
2012年 ソニー退社(アメリカ)
2012年 本社(東京都)のソニーで1年勤める
2013年 Googleへ入社
2015年7月1日 グループセブ ジャパンへマネージング ディレクターとして入社
2015年9月25日 グループセブ ジャパン代表取締役に就任
グループセブ ジャパンは、世界的な調理器具、小型家電の企業グループ、グループセブの日本法人として1975年に設立。「ティファール」「ラゴスティーナ」ブランドのビジネスを日本に展開。

アメリカ・ソニーでの活躍
アンドリュー・ブラバさんがアメリカのソニーへ勤めていた11年間はたくさんの分野を経験しました。
- カスタマーサービス
- 情報システム部でERPを導入
- サプライチェーンの改革
- 未経験でプロダクトマーケティング・ヘッドフォン担当
当時はデジタル音楽プレイヤーが人気だった頃でヘッドフォンの需要もうなぎのぼりだったとのこと。
そのため、競合企業も増えてきたのでアンドリュー・ブラバさんは新商品開発やパッケージ・宣伝の見直しなどを推し進めていきました。
Google・コールセンター立ち上げ
2013年で入社したGoogleでは、Google Play Storeのアジア&パシフィック地域のカスタマーサービス責任者を担当をしたアンドリュー・ブラバさん。
Google play storeでは課金する商品が多く、コールセンターが必要でした。
ソニーアメリカ時代のコールセンター運営経験を活かして、日本や韓国などでコールセンターを新たに立ち上げていきました。
コールセンターこそ、直接お客様の想いを汲み取っていく大切なポジションですよね。
アンドリュー・ブバラは一流大学出身?
アンドリュー・ブラバさんは、イェール大学とバージニア大学を修了しています。
イェール大学とバージニア大学はどちらも一流大学なのでそれぞれご説明しますね。
イェール大学とは

イェール大学は、アメリカ合衆国コネチカット州にある私立大学です。
ハーバード大学の公式ライバルと言われています。
全米で3番目の古い歴史を持っており、アメリカの教育政策や文化面にも影響力があります。
また、イェール大学出身の大統領や政治家、著名人を輩出している超一流大学です。
- 5人の大統領
- 19人の米国最高裁判所判事
- 49人以上のノーベル賞受賞者
- 5人のフィールズ賞受賞者
- 500人以上の米国議会議員
- 247人のローズ奨学生
- 119人のマーシャル奨学生
参照:ウキペディア
バージニア大学とは

アンドリュー・ブラバさんは、バージニア大学でMBAを取得しています。
ビジネススキルを高めたいとソニーを一旦退社し、2年間バージニア大学に通いました。
バージニア大学は、アメリカ合衆国バージニア州シャーロッツビルに本部を置くアメリカ合衆国の州立大学です。
米国屈指の名門大学であり、その中でも常にトップに位置する超難関校です。
バージニア大学も大統領や政治家などを輩出をしています。
- 3人の合衆国最高裁判所裁判官
- 2人の軍医総監
- 下院議長
- 上院多数党院内総務
- 国務長官
- 国防長官
- エネルギー長官
- 運輸長官
- 財務長官
- 海軍長官
- 欧州連合と北大西洋条約機構の事務総長など
参照:ウキペディア
アンドリュー・ブバラが日本に来た理由は?
そもそもアメリカ出身のアンドリュー・ブラバさんが日本に来た理由は、大学時代に日本語を学んだことがきっかけです。
京都に1年間の留学経験があり、海外で、できれば日本で働きたいと思うようになったそうです。
アンドリュー・ブラバさんが1番大変だったことは、漢字を覚えることでした。
イェール大学卒業時は、たくさんの選択肢がありましたがソニーからオファーがあり、2度とチャンスはないと思い日本のソニーへ入社する決断をしました。

最初に配属されたのは広報部。
ビジネスの現場で働きたいと希望が強くなり、後に代表取締役となる安藤国威さんと知り合う機会がありました。
ビジネスの現場に移るチャンスとなり、企画管理をしながら社長の安藤国威さんを幅広くサポートする役回りに就くことが出来ました。
そこで、先ほどもお伝えしましたが、ビジネススキルをもっと高めたいと思ったアンドリュー・ブラバさんは一度ソニーを辞めて、1999年に自費でバージニア大学に入学したのです。
ビジネス数字の読み方やマーケティングの基礎など経営に必要な知識を全般的に学びました。
大学で学んだことを一切無駄にしないアンドリュー・ブラバさんの凄さが伝わりますね。