『猿田彦珈琲』の経営者・大塚朝之さんの出身大学は法政大学です。
偏差値は60と高めの哲学コースを選びましたが、実は間違った選択だったと言います。
今まで甘い考えしかなかったという大塚朝之さんは、経営者になることのきっかけをくれたのがEXILEのTETHUYAさんとのこと。
EXILEとの繋がりを調べたところ、大塚朝之さんが経営者になった理由が分かりました。
今回は大塚朝之さんの出身大学と経営者になったきっかけについて詳細をお伝えします。
目次
大塚朝之の出身大学は法政で偏差値60!
大塚朝之(おおつか ともゆき)さんの出身大学は、法政大学で学科は文学部哲学。
法政大学文学部哲学の偏差値は60。
東京都千代田区富士見2-17-1に本部を置く私立大学です。

東京都調布市生まれの大塚朝之さんは、東京都三鷹市牟礼にある中高一貫校の法政大学第一中学校・高等学校に通っており、そのまま法政大学に進学しました。
大塚朝之さんが専攻していた哲学は、『哲学科のカリキュラムは、西洋哲学を中心に、東洋思想、日本思想、心理学、芸術学、社会思想などの分野で編成。興味に合わせて、多方面から哲学や思想を深く学べる。引用:パスナビ』
大塚朝之はズルして単位取得
大塚朝之さんは、法政大学文学部哲学に間違えて入ってしまったと言います。
哲学というものに興味はあるが、そこまで真剣ではなく、附属高校に通っていたのでたまたま法政大学に入ったとのこと。
いい加減に過ごした大学3年間は、フル単位を取得。
大塚朝之さん曰く、ズルしてフル単位をとったことに先生が冷静に激怒。
夏休み直前に教授室に呼び出され、3年間で単位をすべて取得(ズルくといえばだいぶズルく)したことを知った教授に冷静に激怒された。「そのまま大学を卒業しても、いい人生を送れるわけがない、今すぐ中退した方が必ずいい」と言われた。僕は、この教授は頭がおかしいのかと思ったが、教授からはある本を読むことを指定され、ご丁寧にも僕の人生における最大の難関を作るために(2時間以上の個人面談を経て)卒論の課題を与えられた。
引用:恵比寿文化祭
大塚朝之と哲学教授の不仲説
大塚朝之さんは、15歳から25歳まで俳優活動もしていました。
中学生の頃に「演劇コンクール」が行事であり、大塚朝之さんが脚本して上演したことが先生や友人に大絶賛され俳優の道へ。
東京生まれのせいかハングリー精神がなく、最後は「まぁ、どっちでもいいか」と考えてしまう甘さがあったと言います。
大学のゼミでお世話になった哲学教授の安孫子信教授に、卒論指導の開口一番「大塚、お前は大学を辞めろ」と言われたのです。
安孫子信教授は、大塚朝之さんの『甘さ』を見抜いており、俳優を続けるつもりならきちんと決断しろという意味だったとか。
法政大学の特徴は、生徒が自分からやるように仕向ける教員が多いと言います。
猿田彦珈琲を立ち上げている時に自分の甘さに気がついた大塚朝之さんは大学時代に言われたことが沁みるとのこと。
大塚朝之はEXILEがきっかけで経営者に
ハングリー精神がなく、甘い考えだった大塚朝之さんでしたが『猿田彦珈琲』の経営者になったきっかけの人物がEXILEのTETHUYAさん。

25歳で俳優を辞めた大塚朝之さんは、EXILEの会社で演技指導をしているコーチが偶然にも大塚朝之さんの先輩でお手伝いのお願いをされていたのです。
その相手が、EXILEのTETHUYAさん。
大塚朝之さんからするとTETHUYAさんは「兄」という存在。
コーヒーショップの開業について相談したところ「良いから始めちゃえよ、大丈夫だよ」と背中を押してくれました。
それからツアーの時には、大塚朝之さんに仕事を与えたり、辛い時にはなぜか決まって大きな仕事をくれるというTETHUYAさん。
もともとコーヒーが飲めなかったEXILEのTETHUYAさんですが、大塚朝之さんが恵比寿に第1号店の『猿田彦珈琲』をオープンし招待され「騙されたと思って飲んでみて」と言われた飲んだ瞬間、珈琲の美味しさに気づいたそうです。
それからコーヒーが好きになったTETHUYAさんは、2013年にコーヒーマイスターの資格を取得。
自分で淹れた珈琲をメンバーやスタッフに差し入れすることも。
また、TETHUYAさんがプロデュースする「AMAZING COFFEE」が2015年に第1号店を中目黒にオープン。
2021年11月にTETHUYAさんは『SCAJコーヒーマイスターアンバサダー』に就任することになりました。
飲めなかった珈琲が大塚朝之さんのおかげでも飲めるようになり、資格取得やアンバサダーに就任するなどEXILE活動だけではなく幅広い活躍をしています。
今後も大塚朝之さんとTETHUYAさんの活動はますます熱くなりそうですね。
