ユニクロ、GU、セブンイレブンのロゴなどを手掛けているクリエイティブデザイナーの佐藤可士和さん。
「佐藤可士和展」と開催されるほど人気ですが、佐藤可士和さんの名前の方が気になる方も多いのではないでしょうか?
佐藤可士和さんは本名なのですが、名前の由来が「士(さむらい)」なんですね。
今回は佐藤可士和さんの本名と名前の由来の詳細についてと幼少期から天才だと言われていたエピソードをお伝えします。
目次
佐藤可士和は本名!

佐藤可士和さんの名前は本名です。
読み方は、「さとう かしわ」。
あまりにも珍しい名前なので、本名が気になる方も多いはずです。
会社では「可士和」と名前で呼ばれ親しまれていたそうですよ。
「可士和と一緒に仕事をするのは楽しい」と言われるほど人気者でもあったようですね!
佐藤可士和の名前の由来は「士(さむらい)」?
佐藤可士和さんの名前の由来がかっこよかったのでご紹介しますね!
名前を付けたのは、佐藤可士和さんの祖父・佐藤勇さんです。
名前の由来は、
『士(さむらい)の強さと平和な心を併せ持つように、とロシア語学者の祖父が命名した』
引用:朝日新聞
「士(さむらい)」とは、「侍(武士)」の意味に加え技能や才能のある立派な人という意味もあります。
また、可士和という名前は音から付けたそうです。
「音から付けてるんですよ。最初に何か母音から考えてて、kashiwaの母音がa i aとなっていて、その音が言葉としてハッキリしていて強いと考えて、字は後に当てた。レ点を入れて『士は長けくして和なる可し』と読んで、武士の心と平和の心を併せ持つようにと言う風な意味』。
ちょっと難しいですが、祖父が想いを込めて付けた名前であることがわかりますね。
佐藤可士和は幼少期から天才?
佐藤可士和さんは、幼少期から絵を書くことが大好きでした。
佐藤可士和さんの父親は建築家の佐藤明さん。
祖父はロシア語学者で元東京外国語大学名誉教授の佐藤勇さん。
画材や製図道具、画集がたくさんあった為、絵を描く環境が整っていました。
建築家の父親の図面や祖父の原稿に構わず絵を描いていたので、母親が慌てていたことがよくあったそうです。
幼少期から天才と言われるエピソードをご紹介しますね!
佐藤可士和は幼少期から天才①幼稚園
佐藤可士和さんが年長の時に、五線譜とト音記号を書く課題がありました。
すぐに描けて、ダントツ上手だったそうです。

時間が余り、五線譜の間にクレヨンで色塗りをしていたところ、幼稚園の先生全員が「すごい!」と絶賛し廊下に貼り出されました。
幼稚園から発想が優れていたのですね。
佐藤可士和は幼少期から天才②天才バカボン
佐藤可士和さんは、小学生時代は漫画が大好きで特に「天才バカボン」と「デビルマン」が好きでした。
友達が漫画のコマ割りを描く中で、佐藤可士和さんは鉛筆で下書きをして墨を入れる(模写)書き方をしており、本物のように描いていたそうです。

画像引用:赤塚不二夫公認サイト
友達からは「先生」と呼ばれ、休み時間になると「ノートに描いて」と行列が出来るほど絵が上手でした。
小学生で本物のように描きたいとこだわりを持つところから発想がすごいですね!
佐藤可士和は幼少期から天才③アディダスのロゴ
「野球よりサッカーをやるほうがお洒落だ!」とサッカーに興味があるというよりは、アディダスのウインドブレーカーとスニーカーが欲しかったとのこと。
3本のラインとロゴがついていることで「他とは全く違う!」と強く感じていたそうです。

画像引用:マイナビニュース
アディダスのロゴが描かれた箱やダグがかっこよくて、自分の教科書やノートに定規やコンパスを使ってロゴを描いていました。
小学生の頃から、ロゴが付くか付かないかで価値が変わるんだとブランドの価値を感じていました。
ただ、描くだけではなくこだわりや意味を感じとって描いていたんですね。
佐藤可士和さんは幼少期から才能を開花していたことがわかりましたね。
今後もどのようなデザインが生まれるのか楽しみです。